今週は休日を利用しての厨房換気扇交換作業の記事です。
まず既存の250パイのスパイラルダクトの写真。(換気扇フード側)
既存の250パイのスパイラルダクトの写真。(壁貫通側)
このシロッコファンとスパイラルダクト250パイを取り外します。
ちはら台のビバホームで取り寄せたスパイラスダクト450パイと定着カラー450パイ用。
4m物しか取り寄せ出来ないと思っていたら、なんと2m物が取り寄せできたので嬉しい。
既存のダクトを外していきます。
建築時の写真を確認して強度がある桟の位置を確認。
有圧換気扇BOXの位置を微調整しながら水平を確認し固定。
コーキングはブチルゴム系のコーキング材を使い隙間からの油にじみ対策をしました。
換気扇BOXの蓋を取り付け。
今回購入した工具、ストレートシャーで、既存のステンレスフードの穴を加工。
既存の蓋も250パイから450パイに穴を大きくして、450パイ用定着カラーをリベットで取付け。
コーキングし、蓋を元の位置にリベット止め。
グリースフィルターの枠と、防火ダンパーを取り付け。
450パイのスパイラルダクトは2mでも20s弱あるのでアングルで支えます。アングルを910mmスパンの下地を確認して取付け。
450パイのスパイラルダクトを取り付け。
完成。
ダクトがだいぶ太くなりました。
風量 2920㎥/h 騒音75dB 消費電力1030W
三菱有圧換気扇 EWF-40ETA は60Hz時風量 5520㎥/h 騒音50dB 消費電力350W
ダクトで排気をする場合有圧換気扇よりシロッコファンの方が良いと言われていましたが、シロッコファンはダクトも細く吸込み音がかなりうるさくて結構ストレスになっていました、しかも排気風量もやはりイマイチでして夏場は暑かった!(このシロッコファンのダクトは250パイで取り廻すのが標準。)掃除機で吸っているイメージかな。
2m位のダクトなら有圧換気扇でも問題ない事が確認できました。
ちなみに今回採用した有圧換気扇の羽径は40cmでその中でも風量が一番あるものを採用し、尚且つダクト径を45cmにすることでダクトによる抵抗を軽減しています。
換気扇を60Hzで比較しているのは、インバーターを介して換気扇を動かす事により、50Hzの関東でも60Hzの出力を得られるのです。(写真は最弱に設定している15Hz時。)
風量をこのインバーターでコントロールできるので冬場のアイドルタイムに冷え込む厨房には必須のアイテムでもあります。今回は換気扇交換で負荷は減ったのでインバーターは交換せずに済みました。
自分で厨房換気扇取付け作業をする方の役にたてれば幸いです。あまりそう言う人はいないとは思いますが...。笑
今週の記事は以上です。